絵画講師 酒井百合子
絵画講師 酒井百合子 インタビュー
インタビュー記事
講師を始めたきっかけは
絵とか書道とかあらゆることをやっていました。
小さい時から絵だけはのびのびとやれることだったので、自由だし束縛がないし、それが一番良いかなと思い本格的にやりだして、それから自分で個展をするようになって、保育園からお話を頂いて講師をやることになったんです。
園から求められていること
「センスを教えてほしい」ということだったんですが、センスというのは持って生まれたものであって、誰に言っても教えられないと思うんですよね。
そこで考えて、高めることはできると思ってお引き受けしました。
取り組み方は
保育園の先生と3ヶ月に1回ディスカッションをして、先生方にまず、こういうことをやりたいと伝え、どういう風にやるかを納得してもらってから指導しています。
進め方は
最初はマルを描く練習から始めました。
腕を振り回して描くように教えています。
カリキュラムで夏祭りというのをやることになって、スタンプを押す練習をしてフィンガーペイントをやったり、ちぎり絵で花火を表したりなど、一回一回の授業を全部組み合わせて一つの絵にしました。
こだわりは
描きたくなれば 子供って描くんですよね。
無駄になることは無いと思うんです。
だから色々なことをさせて、色んな感性を高めようと思っています。
とにかく「楽しく・明るく・元気で」これがこだわりですね。
メッセージ
思い出作りをしてほしいと思います。
この歳になるとわかることなんですが、「あの時はあそこに行ったよね」という感じで、コミュニケーションを取ることができるし、思い出があれば そこに戻れるんですよね。
その時のことを語り合えるという。
だから思い出作りが 大事だと思います。